国の財政が破綻したらどうなる?(前編)

こんにちは。音速のGOXこと半角のジョソレノソです。

円、そして日本財政の危機の記事が非常に読まれています。

JPY(円)がICOしたら???

JPY()の忘れられた過去

薄々と不安を感じているのでしょうか。

ジョソレノソは不安を煽るためではなく、来るべきときに向けて準備をしてほしいと思いながら記事を書いています。

『数十年、破綻していないのに今後も破綻するわけがない!笑』とのリプが必ずつきますが、

“愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ”

という言葉があります。

数十年生きた人の経験上は破綻は起こってないからといって、歴史的に頻繁に起こってる財政破綻が今回も起こらないというのはなかなか面白い思考だな、と思います。

また、「日本が1946年に財政破綻したのは戦争だったからで、今は戦争状態にないから財政破綻するわけがないw」というリプもよくあります。

これは因果関係を混同している思考なのでしょう。

1946年の破綻が戦後だった=戦争で経済破綻した

という理屈なのだと思います。

もちろん違いますよね。戦争は日本財政を逼迫させた原因で、破綻したのは財政が持たなかったためです。

そして、今の日本。戦争はもちろん起こっていません。でも、財政は逼迫し最後の自転車操業に入っている段階です。利息だけで収入のほとんどをつかってしまうから、金融緩和で無理やり金利を引き下げて先延ばししている構図ですね。

もう誰が国の財政を運営してもそれしか手はないのです。あとはゲームセットを迎えるのを先延ばしにするだけ。

そして、このブログで過去の日本や他国で起こった事実を紹介しているのは、ゲームセットを迎えるにあたって個人が避ける手段がないかと考えて欲しいため。

前置きが長くなりましたが、今回は実際に財政破綻が起こった国がどうなったか、と紹介します。

もちろん戦争は起こってない国を取り上げますw

戦争しないと破綻しないというリプはごめんですからね。

さて、取り上げるのはロシアです。

ロシアの前身であるソ連は1991年に突然崩壊します。

社会主義国の盟主として民主主義の盟主アメリカを覇権を争っていたソ連ですが、相対的に貧しくなり国民の不満が体制に向かう中、1986年にあのチェルノブイリ原発事故を起こしてしまいます。

そして、5年後国民の不満を抑えることができるにあっさりと歴史に幕を閉じることとなります。

本題とは外れるので、ソ連についてはここまでにしましょう。

ソ連が崩壊してからもロシアは苦境が続きます。

日本であった定額給付金のような「バウチャー」と言われる金券を国民に配ったりして経済成長を図りますが、経済は好転せずロシア財政は傾いていきます。

経済は好転せず苦しくなるばかりのロシア政府ができることは、ルーブルを発行しまくって凌ぐだけ。

あれ?!何か日本がやってることに似てませんか?!w

日本との違いは、日本は日銀の当座に積み上がるだけ。ロシアは市場にルーブルが流れました。

すると、数が増えると当然の帰結は、価値の薄まり=ルーブルの暴落です

ソ連崩壊の翌年の1992年の物価は26倍。1993年は235倍の物価となってしまいました。

そして、ロシアとなった後の1997年にはなんとソ連崩壊直前物価から2,400倍!になります。

その後は財政破綻した国のパターンを辿ります。

  • ロシア国債のデフォルト(債務不履行)

  • 銀行は預金封鎖で貯金は国が没収

  • ルーブルが1ドル=1ルーブルから1ドル=24,000ルーブルに大暴落

  • 物価はソ連崩壊直前から4,400倍に

仮想通貨以上の暴落ですねw

でも、実際に起こったことなのです。

少し長くなりました。空前のインフレに見舞われたロシア国民の生活はどうなったでしょうか。

続きは次回に書きたいと思います。

では。

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JPY(円)の忘れられている過去

こんにちは。音速のGOXこと半角のジョソレノソです。

少し前にJPY(円)がICOしたら???という記事を書いたのですが、予想外に読まれていて驚いています。

メディアでは円が暴落したり、ハイパーインフレや、預金封鎖などについてはあまり見る機会はないと思うのですが、潜在的に円は危険だと認識されているのでしょうか。

それとも、仮想通貨に興味があるみなさんは、じゃぶじゃぶ発行数を増やす仮想通貨が大暴落を起こしているのを経験しているので、本能的に理解が速いのでしょうか。

今回は円がやばい関連として、実際に円の価値がなくなったらどうなるのか、を記事にします。

みなさんのおじいさんやおばあさんから、「円の価値がなくなった」とか「国債は買ったらいかん!」とかの話は聞いたことあるでしょうか?

ジョソレノソは聞いたことがありません。

でも、友達の中にはジョソレノソが「円はいづれ無価値になる」とかいうと白い目をするのが99%ですがw、中には「そういえば死んだじいさんが国債が紙切れになったと言ってた。」とかいう人もいます。

本当にレアケースですが。

それがこの新聞記事です。

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朝日新聞ですが、「けふから預金封鎖 解除は財産税徴収後」と物騒なことが書いていますね。

そして、月額300円とも書いてあります。

これは日本で1946年に実際に起こったことなんです。

物価が急上昇するハイパーインフレが起こり、札束を大量に持たないと卵や米すら買えないことが起こりました。

インフレ率は諸説ありますが一説には70倍とも言われています。

70倍というと1万円札が142円くらいのものしか買えなくなったということです。

まさに大暴落したNMR(ヌメライ)のようなJPY(円)w

お金の価値がなくなるとどうなるか

昔は仮想通貨もありませんし、ドルや地金に換えることも容易ではありません。

国民にできることといえば、日々、価値がなくなる円を米などの食料品やモノに換えることが防衛策だったのでしょう。

銀行に引き出しにいきます。

銀行はみなさんが預金している円を金庫には保管せずに、企業などに貸し出したり、運用していますから引き出すお金はありません。

ですので、国民みんなが預金をおろしにいくとあっという間に資金がなくなって、倒産してしまいます。

経済を循環させている銀行が潰れますと、さらに大変な状況になりますから、政府がとれる手といえば、「預金封鎖」。つまりお金をおろさせないことなんですね。

国民のお金なのにおろさせない。ひどすぎるw

そして、新聞記事にあった「月額300円」というのは世帯主は月に300円までしかおろせないという意味だったのです。

ちなみに世帯主以外の人は月に100円までだったようです。

平均収入が540円程度だったので、だいたい世帯主で12万円程度だけをおろせたので生活は大変だったと思います。

そして、預金封鎖をしたらハイパーインフレが止まるわけではありません。

封鎖されてる間にも、円の価値は無くなっていくので、1万円で買えるモノはどんどん少なくなります(>_<)

一方で日本政府が抱えた借金(国債)の価値も無価値になっていきます。

借金が無価値とは?!

つまり踏み倒しみたいなものです。

例えば100億円を払っても、円の価値が1000分の1になっていたら1千万円しか実質的には払わなくてよくなるということです。

日本政府得しましたね~w

つまり、まとめると国民の預金を無価値に近くして、日本政府の借金は踏み倒す。

これが、ハイパーインフレ&預金封鎖の荒業です。怖いですね~。

ちなみに、日本政府の借金はこれだけでは返せず、財産税も徴収したそうです。

国民が持っている不動産、預金などの財産に対して税を徴収する。

しかも最高税率は90%だったとか(>_<) 非常時になったらなんでもやっちゃいますねw

戦後、同じことが起きないように、無限に円と国債を発行できないように、赤字国債の発行は禁止され、円を管轄するのは政府から切り離され日銀の所管となりました。

しかし、赤字国債の発行はなし崩し的に恒例化し、政府と分離しているはずの日銀も政府の意向によって円を無制限に発行しています。

行きつく未来は一つしかありません。

今回は仮想通貨とは関係ない話に終わりましたが、仮想通貨でも同様の仕組みの通貨はいっぱいありますw

では。

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