国の財政が破綻したらどうなるのか?(後編)

円、そして日本財政の危機の記事が非常に読まれています。

JPY(円)がICOしたら???

JPY()の忘れられた過去

そして、今回は国の財政が破綻したらどうなるのか?について焦点を当てた記事の後編を書きます。

国の財政が破綻したらどうなる?(前編)

さて、前編ではソ連が崩壊したロシアではルーブルの価値が2,400分の1になったことを記事にしました。

例えば、2,400万円分の価値があったルーブルが1万円の価値になったということです。

家も買えそうな2,400万円という大金がちょっと豪華なディナーを食べるだけの価値になってしまう。こんなことが現実に起こりました。

そして、日本でも近い未来に起こるかもしれません。

さあ、そんなお金の価値がなくなったロシアでは何が起こったでしょうか。

治安の悪化

当然のごとく治安が悪化しました。資産が失われたことで悪いことを企てる人も増えますし、警察に払い給料も滞りますから当然の結果ですね。

その結果、防犯的にリスクが高い一軒家よりアパート形式の住居のほうが人気が出ました。

また、停電も相次ぐため蝋燭が使用され、火事も頻発しました。

寿命が短く(63歳から57.6歳に)

1991年には男性の平均寿命が63歳でしたが、1994年には57.6歳になってしまいました。

人口も1991年の1億4,860万人から2006年には1億1,600万人に減りました。

これは医療費の高騰も一つの要因で、年金1か月分で薬一箱とパン一斤しか買えないほどルーブルの価値が下がったためです。

また、アルコール依存症も増加し、新生児の数も急減しました。

 

 

このような記事を書くと、ロシアは大国であっても経済的には2流で日本とは違う!

内債で日本国民が政府の借金を負担しているので破綻するわけではない!

とのリプがきます。

もちろん、そんな理屈はおかしいものですね。

経済的に遅れがでている国の破綻がより可能性が高く、借金のGDP比でも比較的低い数値で生じるのは、仮想通貨に例えるとよく理解できます。

流動性の低い草コインはすぐに上がるが、みんなが冷静になると一瞬で無価値になります。

しかしながら、規模が大きくなると本来、価値はなくとも信用はなかなか崩れずに答えはより長時間かかっています。でも、結末はきっと同じでしょう。

そして、内債だから破綻するわけがない!というのは、日本政府と日本国民を混同しています。

日本政府が借金である国債を発行し、日本国民が銀行に貯金しているお金で国債を買っています。これでも国債が消化できそうもないために異次元緩和というそれらしいキャッチフレーズをつけて、日銀が国債を消化している構図です。

日銀が無限に円を刷れるから破綻するわけがない、といいますが、フリーランチはありません。無税国家は歴史上、存在しないのです。

もし内債で破綻したら、政府の借金は帳消しになり、同時に国民の貯金などの資産も帳消しになるだけです。

日本トータルでみて帳尻はあったとしても、それは国民にとっての大惨事であり、破綻でしょう。
政府は破綻時の体制を批判する体制に顔を付け替えるはずです。

仮想通貨も1,500以上の通貨が生まれ、値段がつくのが当然と思っているかもしれません。

でも、そんなわけがないと思うのはジョソレノソだけでしょうか。

煽られて買う。どうなのかな。

では。

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国の財政が破綻したらどうなる?(前編)

こんにちは。音速のGOXこと半角のジョソレノソです。

円、そして日本財政の危機の記事が非常に読まれています。

JPY(円)がICOしたら???

JPY()の忘れられた過去

薄々と不安を感じているのでしょうか。

ジョソレノソは不安を煽るためではなく、来るべきときに向けて準備をしてほしいと思いながら記事を書いています。

『数十年、破綻していないのに今後も破綻するわけがない!笑』とのリプが必ずつきますが、

“愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ”

という言葉があります。

数十年生きた人の経験上は破綻は起こってないからといって、歴史的に頻繁に起こってる財政破綻が今回も起こらないというのはなかなか面白い思考だな、と思います。

また、「日本が1946年に財政破綻したのは戦争だったからで、今は戦争状態にないから財政破綻するわけがないw」というリプもよくあります。

これは因果関係を混同している思考なのでしょう。

1946年の破綻が戦後だった=戦争で経済破綻した

という理屈なのだと思います。

もちろん違いますよね。戦争は日本財政を逼迫させた原因で、破綻したのは財政が持たなかったためです。

そして、今の日本。戦争はもちろん起こっていません。でも、財政は逼迫し最後の自転車操業に入っている段階です。利息だけで収入のほとんどをつかってしまうから、金融緩和で無理やり金利を引き下げて先延ばししている構図ですね。

もう誰が国の財政を運営してもそれしか手はないのです。あとはゲームセットを迎えるのを先延ばしにするだけ。

そして、このブログで過去の日本や他国で起こった事実を紹介しているのは、ゲームセットを迎えるにあたって個人が避ける手段がないかと考えて欲しいため。

前置きが長くなりましたが、今回は実際に財政破綻が起こった国がどうなったか、と紹介します。

もちろん戦争は起こってない国を取り上げますw

戦争しないと破綻しないというリプはごめんですからね。

さて、取り上げるのはロシアです。

ロシアの前身であるソ連は1991年に突然崩壊します。

社会主義国の盟主として民主主義の盟主アメリカを覇権を争っていたソ連ですが、相対的に貧しくなり国民の不満が体制に向かう中、1986年にあのチェルノブイリ原発事故を起こしてしまいます。

そして、5年後国民の不満を抑えることができるにあっさりと歴史に幕を閉じることとなります。

本題とは外れるので、ソ連についてはここまでにしましょう。

ソ連が崩壊してからもロシアは苦境が続きます。

日本であった定額給付金のような「バウチャー」と言われる金券を国民に配ったりして経済成長を図りますが、経済は好転せずロシア財政は傾いていきます。

経済は好転せず苦しくなるばかりのロシア政府ができることは、ルーブルを発行しまくって凌ぐだけ。

あれ?!何か日本がやってることに似てませんか?!w

日本との違いは、日本は日銀の当座に積み上がるだけ。ロシアは市場にルーブルが流れました。

すると、数が増えると当然の帰結は、価値の薄まり=ルーブルの暴落です

ソ連崩壊の翌年の1992年の物価は26倍。1993年は235倍の物価となってしまいました。

そして、ロシアとなった後の1997年にはなんとソ連崩壊直前物価から2,400倍!になります。

その後は財政破綻した国のパターンを辿ります。

  • ロシア国債のデフォルト(債務不履行)

  • 銀行は預金封鎖で貯金は国が没収

  • ルーブルが1ドル=1ルーブルから1ドル=24,000ルーブルに大暴落

  • 物価はソ連崩壊直前から4,400倍に

仮想通貨以上の暴落ですねw

でも、実際に起こったことなのです。

少し長くなりました。空前のインフレに見舞われたロシア国民の生活はどうなったでしょうか。

続きは次回に書きたいと思います。

では。

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